本格ミステリの傾き者、推理作家 [霞流一 探偵小説事務所]

西荻の三大柱は、アンティークショップ、古書店、居酒屋。
たいてい、どれも、開店は、昼過ぎから。
居酒屋の四時からは、ちょいと早いか。
五軒並ぶ「戎」南口店、路上の椅子で飲んでるおっさん達、その脇を帰宅途中の女子高生が通り過ぎてゆく。
帰宅途中にちょいと一杯ひっかける女子高生、かっこいい。いたら。
俺は、夕刻、まだ仕事時間なので、資料漁りも兼ねて古本屋「音羽館」へ。
ここ、以前、直木賞作家の三浦しをんさんがバイトしていたらしい。
ああ、あやかりたい、あやかりたい。
あれっ、俺の拙書、絶版品切れの「ミステリークラブ」(角川書店)があるよ。
手元に二冊しか在庫がなかったんだよな。買っておきたいな。
が、この店、素性知られているから、凄く恥ずかしいので諦める。
代わりに(?)買ったのは、「悪食大全」(作品社)「秘密結社」(新紀元社)、自分でも脈絡が見えん。
「氏名遊戯」コーナーに、バカミスの会・管理人の♪akiraさんから情報いただきました。
誠にありがとうございます。
さっそく紹介させていただましょう。次の通り。
以前、会社にいた人です。イラストレーターで当時、三十代後半。
入社する前から、その名前、
「石割裕次郎」
が、たいへんな話題を呼んでました。
「石割」! 「割」ですよ、「割」!
入社当日は見学者が殺到していました。
もう一つ、オマケ。
友人の会社にいた人の名が、「ヴィヴィアン田中」、香港の方でした。
ハートフルなエピソードを賜り、深く御礼申し上げます。
おお、奇しくも、オリンピック候補地、東京に決まり、石原都知事が満面の笑顔。
同じ空の下で、石割裕次郎さんも意味もなく祝福を受けているのでしょう。
ヴィヴィアン田中さん、こういう名前だと、犯罪に手を染めた時、スポーツ紙が喜んで大きくしてしまう可能性大。
ちなみに、2005年1月30日付けの報知新聞では、女子トイレ覗きの事件が詳しく掲載されているのは、犯人の名のせいだと思う。無職・高橋アントニー容疑者(42)。
ヴィヴィアンさんが心配だ。
警察に捕まった時なんか、「名前は?」「ヴィヴィアン田中」「きさまー、なめとんのかっ!」。
夜は、居酒屋、例によって「戎」北口店。
魚の骨フライ、180円、これが美味くって、情けなくなってくる。イワシ二本、サンマ一本、カリカリに揚げてあるのだ。
あ、以前、駅構内の北海道物産展で買った、シャケの骨だけ詰めた缶詰、あれも、美味かったな。
主役より脇の方が光る肴って結構あるね。
ホタテは貝柱よりもヒモ、ヒラメは本体よりもエンガワ。
ああ、熱々に焼いたサンマのハラワタの部分だけ、いっぱい食ってみたい。
それと、シャケのカリカリに焼いた皮も、だ。
ううむ、思い浮かべているだけで酒が進んでるよ。
妄想の肴で飲めてしまうとは、俺も達人の域か。
いまに、酒も妄想するだけで酔えるようになるかもしれん。
念写ならぬ、念酒。
ああ、ホントにいつもより回りが早い気がする・・・。
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