酔狂に猛走する、ユーモア本格ミステリの傾き者、推理作家・霞流一の公式サイト、「探偵小説事務所」へようこそ!





■ 10月22日(木)・2009
October 22, 2009 9:17 AM


 短編原稿を脱稿し、
編集さんに送信し、
まずは峠を一つ越える。


一っ風呂を浴び、髪も乾かぬうちに、
外へ飛び出し、
行きつけの酒場、「戎(えびす)」北口店に
倒れこむようにして、
カウンターに座りゃ、
店員さん、俺の顔を見るなり、
すぐさま、いつものように、
生ビールのジョッキを出してくれる。
俺はむさぼるように、ごくりとあおる。
プハーッ、たまらんわい。
ようやく人心地つく。


ポテトサラダをつまみながら、生ビールを飲り、
ふと、
コの字カウンターの向かいを見れば、
黒人の男性客が美味そうに
コップ酒をキューッと傾けてる。
異国の賑わいの中で、ひとり、静かに楽しんでいる。


カタコトの短い言葉に、手振りをまじえ、
コップ酒のおかわり。
うーん、いいねぇ。


そして、肴は
秋刀魚の塩焼き。


おおっ、
俺なんかより、ずっと、ジャパネスク!


この人のことを、密かに、


「酒場のジェロさん」


と呼ぶことにした。


さて、本日から、仕事は
さらに大きな峠越えと入る。


♪いくつ峠を越えた 
どこにもふるさとはない
泣く奴は誰だ このうえ何がほしい・・・
(「木枯し紋次郎」主題歌より)
http://www.youtube.com/watch?v=HI4vbfJhsNw



 [ このエントリーのトラックバックURL]
http://www.kurenaimon.com/mt/mt-tb.cgi/2175