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■ 8月29日(日)・2010
August 29, 2010 9:28 AM


夜、七時頃、
番犬ハチ君の散歩で
公園に。


木立ちの方を見ると、
懐中電灯が光っている。
親子四人連れが
しきりに木々を見つめている。
子供は二人とも小学生の低学年。


お母さんが懐中電灯を持ち、
そして、
お父さんは虫取り用の網を握っている。


そうだ、きっと、夏休みの宿題、
昆虫採集だ。


しかし、
昆虫採集するには遅すぎないか?
あと二日で学校が始まるよ。


きっと、
子供たちは、この件に関し、秘匿していたのだろう。
でも、ついにタイムリミット。
8月最後の日曜日でお父さんもいる。


けど、
昼間は遊んでいたいから、
黙秘権を行使し、
ようやく、
自白したのは、もう夕刻過ぎてから。


そんなわけで、
一家総出で、夜の大捜査線となったと推測される。


夜、蝉の声は聞こえるけど、暗くて見つけにくい。
懐中電灯の光を当てれば、逃げちゃうし。


お父さんの悲痛の声が
「この木、駄目だったら、あきらめよう」
で、どうすんの?


ああ、これ、商売になる
って、俺、閃いたね。
来年から、蝉やらコガネムシやら捕獲しといて、
8月末に公園で待ち受ける。
「よっ、社長、及び御家族の皆さん、いい出物がありますぜ、へへへへへ」


町内ですっかり売れっ子!
このムシトリがすごい!


 晩飯。アジの干物、ポテトサラダ、ズッキーニと干しエビの和え物、冷奴などをあつらえてもらう。

 



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