本格ミステリの傾き者、推理作家 [霞流一 探偵小説事務所]

昨日の当欄で、
赤羽ミステリーがどうだかこうだか、
と、ちらり言ってみたら、
急に一つ、思い出した。
折角なので、忘れんうちに書き留めておく。
俺が赤羽に在住していた頃だから、
かれこれ約二十年前のことになる。
或るボロアパートがあった。
二階建てで、真ん中に廊下があり、その両脇に部屋が並んでいる。
下宿ふうの造りだ。
古くからあったが、壁や屋根には大きな破損はない。
じゃあ、何がボロいって?
それは、
アパート全体が傾いているのだ。
錯覚ではない。
どう見ても、傾いている。
また多くの人間がそう証言して、喜んでいた。
建物が左側にしっかり傾いているのだ。
斜めアパート。
廊下を挟んで、まるでシーソーのように左側の部屋が沈み、右側が高い。
寝返りをうつと、そのまま転がりそうだ。
何で、こうなっちゃったんだろ?
そんな疑問を抱きながらも、
月日の経過と共に、
やがて、俺の脳内からは、斜めアパートの記憶は薄れ、
また、実際に、もはや取り壊され、無くなったらしい。
ところが、
昨年の7月、皆既日食の日
突然、斜めアパートの記憶が蘇った。
或る奇天烈ニュースを読んだのだ。
中国で、
飛行中の航空機の乗客たちが、
皆既日食を見ようと、
片側の窓へといっせいに移動した。
すると、その重みで、
航空機は傾いて、
一時、危険な状態に陥った。
機内アナウンスにより、辛くも事故は免れたという。
そうか。これか。
例のボロアパート、
そのすぐ左隣には、
ソープランド(当時は「赤羽トルコ」)が建っていたではないか。
うんうん、そうだよ、男の子だもんな、
何か見えたのか、見えるかもしれないと
左部屋にはとにかく訪問者が絶えなかったのだろう。
謎は解けた(いや、違うと思う、でも、もしかしたら・・・)。
と、そんな話でもするのか、しないのか、
どんな問題を起こすのか、事故が起きるのか、
先の読めないスリリングなトークショーをよろしく。
昨日も記したけど、念の為、
ほい、次の通り。
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『季刊レポ』発刊直前イベント!
執筆陣が語る、ところでこの雑誌、なんだ?
出演
乙幡啓子(妄想工作家)
えのきど・いちろう(コラムニスト)
霞流一(推理小説家)
日高トモキチ(スキマ漫画家)
北尾トロ(ライター。『レポ』編集発行人)
日時 9月11日(土)午後3時~5時
会場 オリオン書房立川ノルテ店
料金 500円程度
予約/詳細/問い合わせはこちら(オリオン書房ホームページへ)
http://www.orionshobo.com/topix/story.php?page=3&id=968
「季刊レポ」についてはこちら。
http://www.repo-zine.com/first.html
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晩飯。週末、魚屋さんがセールということで、マグロ、ホッキ貝、タイを購入し、手巻き寿司。
http://www.kurenaimon.com/mt/mt-tb.cgi/2888