本格ミステリの傾き者、推理作家 [霞流一 探偵小説事務所]

普段は邪悪な思考を巡らして
下衆な原稿をしたためながら、
その一方で、反作用なのか、
好々爺のように、
ハチ君や近所のワンコたちに話しかけ、
心を洗浄している。
最近は、加えて、
「ゲゲゲの女房」を繰り返して見ることも、
ハート・クリーニングになっている。
かようにして、
人間というものは、バランスを取っているのだろう。
で、小さいことだけど無邪気に喜んでしまったのが、
ゲゲゲ布美枝(松下菜緒)さんの
姉(長女。布美枝さんは三女)である暁子(飯田千恵子)さんが
北区赤羽に住んでいたこと。
時々、赤羽から調布の水木家にやってくる、
そんな様が描かれていた。
まあ、ドラマ上では些細なことだろう。
しかし、赤羽育ちの自分としては、
何やら、とてつもなく嬉しくなってしまう。
在住の時期が重なっていた頃もあったようだし。
そうなると、
さらに、ドラマや登場人物に
自分との
共通点を探してしまうんだな。
やはり、特に、水木しげるさんにそのベクトルが向けられる。
結果、
ほとんど無かったわけだが、
ただ、たった一つ、
唯一、意外な共通点を見つけた。
それは・・・放屁。
水木しげるさんは少年時代、
自由自在にいつでも放屁する、つまり、オナラをすることが出来た。
これ、実は、自分も出来たのである。
ちょっと肩をいからせるポーズをとり、括約筋を調整するのに10秒くらいかかるが、
いつでも放屁できた。
たぶん、今でも出来る。
ただ、亀が引っくり返ったような姿勢を取らねばならない。
もちろん括約筋を作動させるため。
齢のせいで、立ったままでは無理なのだ。
放屁
その一点だけ、
水木しげるさんに数ミクロン近付いた気になれた。
幸せとはそういうものなのだろう。
ああ、しかし・・・、放屁のみか・・・・・・
やはり、
つくづく下衆なのだなあ、自分という人間は。
さあ、
本日も、邪悪と清浄のバランス、バランス・・・。
晩飯。カシミールカレー、ワカメの酢の物、キャベツサラダ、冷奴をあつらえてもらう。
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