本格ミステリの傾き者、推理作家 [霞流一 探偵小説事務所]

■ 9月6日(月)・2010
September 6, 2010 8:56 AM
こんな夢を見た。
少年時代の俺だった。
その頃の風景。
団地の四階に住んでいる。
母親の声が、
「下に、新しい先生が来てるわよ」
と教えてくれる。
俺はベランダに出て、
見下ろす。
団地の棟の前は芝生。
そこに、新しい先生と思しき人がいた。
近くの中学か高校に赴任してきたばかりの教師。
初めて見る。
実に奇妙な教師だった。
神父のような黒い服に身をつつみ、
髪は真っ白で、背中まで伸ばしている。
芝生にうつ伏せているので、顔は見えない。
そのままの姿勢で詩吟らしきものを唸っている。
そして、何よりも奇怪なのは大きさ。
とにかくデカい。
身長が5メートルくらいあるのだ。
さらに、そこに、中学か高校だかの、
転校生がやってきた。
女生徒で、ブレザー風の制服を着ている。
そのコもでかい。
やはり、身長5メートルくらい。
立っているので、よけいに大きさを感じる。
そして、近所の悪ガキどもが集まってきて、
大きい教師と生徒をからかかう。
「やーい、デカいの、デカいの」
とはやしたてる。
教師は相変わらずうつ伏せになったまま、
詩吟を唸っている。
女生徒は、ガキどもの罵声に耐えられなくなったのだろう。
貧血を起こし、
倒れてしまった。
ガキどもは残酷である。
倒れた女生徒のスカートの中を覗き込み、
「うわー、でっかいパンツ。こんなの、どこで売ってんだよ」
と、しきりに首を傾げ、
神妙な様子で話し合っていた。
パンツだけでなく、
他の衣服とかいろいろと疑問あるだろうに、
と思う俺。
教師はまだうつ伏せたまま詩吟を唸っている。
何も謎が解かれないまま、意識は混沌・・・。
晩飯。厚揚げ傷め・ミョーガと甘酢かけ。焼き鳥とネギナムルの和え物。焼き茄子。
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