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■ 11月25日(土)
November 25, 2006 1:46 PM


 吉祥寺へ。
図書館で本を借りたり、返したり。
中道通り(「TRICK+TRAP」のある道)をテクテク歩くことおよそ10分。
「旅人の木」というラーメン屋に。
行列が五人くらい。わりと早く入れた。
煮卵の産地が日によって違う「今日の卵」入りの醤油ラーメンを食う。
トリガラとカツオだし系のわりと好みの味。スープを全部飲む。
値段が800円とちょいと高めだが、リピートしたくなる店だった。


テクテク歩いて腹ごなし、駅方面へ。
古書店「バサラブックス」(例のコンドームも置いている店)で、
まず、真っ赤な「悪魔のいけにえ」DVDリリース速報チラシを数枚いただく。
欲しがっている「チェンソーの犬たち」仲間に送るためである。


それから、店内を物色。
おっ、杉作J太郎の新刊本が平積み。それを手に取りレジへ。
すると、店員のニイサンが、
「よろしければ、明日、杉Jさんが来て、イベントを行うんですよ、サイン本、ドリンク付きで2000円、いかがです?」
速攻で、俺、飛びつき、予約したよ。
だって、イベント内容に「エアセックス・トーナメント」とあるじゃないか。
ああ、吉祥寺に杉Jが上陸。日曜日の午後はパンパンに充実だ。
でも、エアセックス、俺、観るだけだからね。参加しないよ、もちろん。


エアセックス、他人(ひと)がどんなSEXするのか、すっごく興味深いよな。
もう、想像を絶する、とても人間業とは思えないプレイを拝めるかもしれん。
今から、期待で胸と股間が膨らむ、って出演者は男ばっかしだから、欲情するわきゃねえわな。
ただ、ひたすらに笑わしてくれ、頼む。


DT時代は、他人(ひと)がどんなオナニーするのか無性に興味あって、あれこれ話題をそっちにもっていき、取材したものだ。
けっこう、凄いのがあったよ。


 ワセダミステリ時代の友人、タカギくん。
彼は悪気は無いのだが、実に行動ががさつで粗暴。よく、人を怪我させていた。 
歩いていて、いきなり、あくびしながら、両手を思いっきり左右に伸ばして、うっかり、通行人の顔面をボコったりとか。
そんなタカギくんだから、オナニーも粗暴、というか、バイオレンス。
立ったチンチンをこするのではない。
叩く。ひたすら平手打ちの連打、しかも、両手で、力強く、叩く叩く・・・。
右から、左から、ベンベンベンベベンと激しく音立てて平手打ち。
さながら、無法松の太鼓の乱れ打ち、やがて、玄海灘の波濤のごとき絶頂のしぶきも荒々しかったろう。
そんなタカギくんのオナニー、俺らの間で、「ベンベン」と符丁で呼ぶようになった。
「よおっ、タカギ、昨夜はベンベンかい?」
「ウォーッよ!」


 東宝時代の二十くらい年上の先輩社員、チューさん(仮名)。
長い独身の分、オナニー暦も年季が入っている。いろんな工夫に余念が無い。いぶし銀のような匠の業を使う。
ハエを捕まえ、丁寧に羽をむしる。殺さないように、傷つけないように、ここらへんがベテランならではの腕。
そして、風呂に入り、湯からチンチンの先っぽだけ出す。
そこに、ハエを置く。
飛べないハエは無人島のようなチンチンの先っぽで、ひたすら這い回る。
その快感を味わいながら、湯につかり、鼻歌なんぞ唸るってわけさね。
大人の楽しみ方だよね。
そして、イクときは、ハエを白い殺虫剤で窒息させて安楽死。優しいぜ、チューさん。
そんなチューさんだけど、早死にしちゃったんだ。
死因はオナニーではない。おそらく呑みすぎだろう。


 おっと、杉Jさんのイベントからエアセックス、それで、こんな話題に飛んじゃったんだっけ。
まだまだ、話はある。明日か、明後日に、また続けるとしよう。
書き(カキ!)だすと、キリがないよ、サルみたいにさ。
じゃ、またな。
明日は、杉Jin吉祥寺の報告もせにゃならんし。


 晩飯。魚屋で鮮度抜群のスルメイカを二ハイ。ワタをからめたゲソ焼き。大根と里芋と一緒に煮付け鍋。刺身。食いきれなかったよ。
今月分の日本酒、飲みきっちゃったし。


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