本格ミステリの傾き者、推理作家 [霞流一 探偵小説事務所]

水曜の国立のミステリイベントにいらっしゃるお客様のために、抽選プレゼントを模索する。
おっ、これは珍しいものがあるな。それは喜んでもらえるかな。あれはやっぱしあげたくない。
空き巣のように、あれこれと家の中を引っ繰り返すのだった。
講談社文庫の本格ミステリ・アンソロジーのゲラ。
今読み返してみると、文章に臆病風が吹いている。
なので、直していくうちに、赤ペンだらけになってしまった。
編集・Aさん、ごめんなさい。
アンソロジーといえば、極秘企画のものがあったな(12月初旬に明らかにされる)。
そのメイン・トリックが固まってきた。来月から執筆できそうだ。
そうだ、早川書房の書き下ろし長編のキャラクターの一人とリンクさせてしまおう。
相互に宣伝にもなる。
と、まあ、仕事もちゃんとやってる。
四六時中、エアセックスのことばかし考えているわけではない。
何か、続編を予告してたなー、と一昨日の[報告書]を見る。
そうか、オナニーか。うん、オナニーだ。オナニーだったよ。
エキセントリックなオナニーについて、いろいろと取材して集めたハナシを披露していたけど、中断してたんだった。
おお、ちょうど、昨日は杉作J太郎さんのトークライブでも、オナニーの話で場内が異様な盛り上がりを見せていた。
まるで、今日の続編へのブリッジだね。明日に架ける橋。
ありがとう、杉Jさん。
感謝の思いを込めつつ、では、始めよう。
印刷会社のI君から聞いたハナシ。
I君の知人、名前聞いてないので、P君としておこう。
P君は三十センチの定規を使ってオナニーする。
専用の定規を使っているらしい。
うん、そうしてほしいよ。そんな定規、仕事場とかで借りたくないもの。
P君、立ったチンチンにその定規を当てて、根本から先っぽまでの長さを測る。
日によって違うらしい。まあ、そうだろうなぁ。
で、P君、長かった時ほど、興奮するらしい。
そして、定規をあてがったまま、一緒にピストンするという。
ちょっぴり理科系とか建築系の雰囲気が感じられる?!
東宝時代の同僚、現役なので名は伏せる、そいつの友人のアクロバティックなオナニー。その人、仮にG氏としよう、自慰のハナシだから、折角なので。
G氏は四国の山間部に住んでいて、空手だか柔道を教えている。
若い時分、その道場をめいっぱい使ってオナニーしたそうだ。
全裸になり、チンチンを太腿に挟む。
そして、畳の上を前転するのだ。
道場の端から端まで、転がる、転がる、転がる。
そのうちに、チンチンの先っぽが畳に触れて、刺激され、立ってきて、気持ちよくなってくる。
で、さらに加速させて回転し、チンチンはこすられ、快感を増し、回転し続け、めくるめくうちに、やがて昇天、というわけだ。
痛くないように、怪我しないように、ソフトに、それでいて、スピーディーに前転するのに高度なテクが必要らしい。
この妙技、名付けて、ローリングストーン。
なんか、一時は、弟子(ローリングストーンの)もいたらしい。
三、四人の男たちが全裸で道場を前転してる。ウーッ、アフーッ、とか苦痛と快感の呻きが響き渡る。それらに入り混じって、師範のG師は「こらっ、まだまだーっ」など指導の声が厳しい。
四国の山中に「トラの穴」いや「マラの穴」があったのだ。
俺が高校、大学時代にやってみようとしたこと。
オナニーして、その際に(頭ん中で)相手になってもらった女性に翌日、会う。
そして、こう言う。
「昨夜のキミは素敵だったよ。でも、案外と激しいんだね、驚いたよ」
あるいは、千円札を二枚、差し出して、
「ほらよ、お前なんか、金で抱かれた女なんだよ」
いきなり、ワケの解らないこと言われて、女性は呆気にとられる。
完全に、俺、キチガイと思われただろう。
もちろん、んなこと、やってねえよっ。
晩飯。鶏の水炊き。四十分はしっかり煮込もう。
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いよいよ、水曜!!!
11月29日(水)、国立の夜がミステリー!
作家4人によるイベントが開催されます!!
ご来場お待ちしております!!!
詳細はここ↓
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