本格ミステリの傾き者、推理作家 [霞流一 探偵小説事務所]

こないだ、ちゃんと駄目になって閉店した焼き鳥屋。
その店舗に、新たに、ラーメン屋がオープンした。
「支那そば いしはら」。
外見からして、出来そうな感じが漂ってくる。
直感を信じて入ってみる。
カウンター七席の小さな造り。
店主にデジャブを感じた。
現在、南口にある休業中の「松味庵」のオヤジさんとダブるキャラ感。
「松味庵」は熱狂的ファンのいる美味い店。俺もかなり好きだ。
なので、この「いしはら」への期待が高まる。
そして、期待通りだった。
醤油味のあっさりすっきり、それでいて、しっかりしている。
唯一の欠点は量が少ないこと。次は大盛りにしよう。
定休日を問うと、まだオープンして6日目なので決めていないらしい。
ほどなくして、ここ、行列の出来る店になると確信する。
それにしても、ここといい、休業中の「松味庵」といい、いずれも店主が脱サラ系の雰囲気が漂う。
あるいは、団塊世代系かもしれん。
ちょっと早めにリタイアして、退職金をベースに、念願の店を持ったのかもしれん。
俺は予測する。
来年以降、ラーメン屋が増える、と。
団塊世代が第二の人生として起業を考えることは目に見えている。
店のオープンを夢見ている者も多いだろう。
そして、サラリーマン時代、きっと贔屓のラーメン屋がそれぞれあっただろう。
また、若い奴らが次々とラーメン屋として成功を収めているのが現実。
ここで、オレも一旗、と考えるのはむべなるかな、だ。
やたらと雨後の筍のごとく、ラーメン屋がオープンするぞ。
当HPの「ラーメン爆物館」も忙しくなりそうだ。
山で遭難した男が、なんと、焼き肉のタレで三週間も生き延びて、無事に救出された。
そのタレとは、エバラの黄金のタレ。
エバラ食品、予想もしない絶大なる宣伝となった。
しかし、ホント、無事に生還できてよかったね。
タレを舐めている最中に、熊に襲われたら、逆効果だったぞ。
熊がエバラのタレで人を食ったことになる。
まあ、これも宣伝になるか。
エバラは、熊の可愛いキャラ作って、たとえばクマのプーサンみたいなのね。
で、クマのプーサンが
「ボクも食べたよ、オイシイヨ」
ってCM、どうさ。
まあ、今回の事例を見て、他の企業もあやかろうとするかもしれん。
早い話、ヤラセ、だよな。
わざと、人を遭難させて、自社の食品でサバイバルさせるなんてね。
ケチャップとかソースとかのメーカーだな。
意外なところで、割りバシのメーカー。
エアでやらせる、とか、落語だよ、それじゃ。
スポーツドリンクや、スタミナドリンクは真っ先にやりそうだ。
アカマムシ・ドリンク飲んで生き延びたはいいけど、無事に下山する目前で、マムシに噛まれて死んじゃったら、いいニュースだね。
晩飯。焼肉のタレだけでも、いいっか。
豚バラの水炊き。多種の野菜をたっぷり入れると、いい出汁になり、仕上げのラーメンが猛然と美味い。
http://www.kurenaimon.com/mt/mt-tb.cgi/6691
