本格ミステリの傾き者、推理作家 [霞流一 探偵小説事務所]

映画「大奥」のテレビ・スポットが面白くて仕方ない。
種類が豊富。
10パターンくらいオンエアされてるんじゃないかな。
そして、何よりも、宣伝コピーがいい。
何だか、八十年代の東和の黄金時代を髣髴とさせる。
「サスペリア」の「決して一人では見ないでください」や、「スペースバンパイア」の「私も吸いたい」とかね。
きっと、コピライターは当時の東和ファンとみた。
例えば、
「大奥は女の牢獄」
ときて、キメのコピーは、
「百鬼繚乱」
十年後、別の映画にも使えそうな万能性さえある。
他にもいろいろ。
「泣く子も黙る大奥」
「その先は地獄」
「最悪の地獄」
そして、これ↓
「大奥にクリスマスはない」
さらに、正月バージョンとして、
「大奥にお年玉はない」
ダメ押しを仕掛けてくる。
この正月編は、時代劇専門チャンネルで先取りオンエアされ、すごく、得した気分になった。
ああ、こう畳み掛けてこられると、「大奥」、観に行ってしまうかもしれん。
まだ、「007/カジノ・ロワイヤル」も「犬神家の一族」も観ていないのに。
あまつさえ、「木更津キャッツアイ」もまだだというのに・・・・・・。
映画といえば、毎月、この時期、月刊「映画秘宝」(「快楽亭ブラックの放送禁止落語」刊行の洋泉社!)をむさぼり読んでいる。
ああ、今月も面白いなぁ。
「ドールマイト」シリーズ、なんて初めて知ったよ。(P84)
DVD衝動買いしそうで怖いよ。
今のところ、かろうじて踏みとどまってるけど。気を緩めないようにしなくっちゃ。
けど、もっとも驚いた記事は、「男の墓場」新聞。
そう、杉作J太郎さんのページ。(P80)
男の墓場プロ、壮絶3年の記録と題して、みっちりレポートされてる。
今年11月の項目、
「世界エアセックス・ヘビー級王者・某氏、男の墓場プロ破門、」
と、衝撃の記事が。
理由は、「任侠精神の欠如により、」とある。
杉Jさんの逆鱗に触れたらしい。
で、この某氏って、あの人だよな。
エアセックスのチャンプってことだから、あの人だよ。
吉祥寺のライブで模範プレイを披露してくれた人、
コブラさん、だ。
当[報告書]・11月26日(日)、参照。
間違いない。
「映画秘宝」のそのページ左下に杉Jさんと並んだ写真が。
「現在、某氏は一般人となった・・・」とキャプション。
じゃ、エアセックスの方はどうなるんだ?
引退ってこと?えっ、どうなんだ?
チャンピオン不在の状況ってことに?
ああ、気になる。調査しなくっちゃ、年末だというのに、忙しい探偵だよ、オレ。
ピンポンパンピーン、ミステリ作家の黒田研二さま。コブラさんは以上の状況だそうです。エアセックスに関して、新たな情報が入り次第、早急にご報告いたします。ピンポンパンピーン。
晩飯。肉団子(豚ひき肉、玉葱みじん切り、卵)のちゃんこ鍋、醤油味スープ、仕上げはラーメン。
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