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■ 4月27日(月)・2009
April 27, 2009 7:52 AM


 夜、新宿の某店にて、
「ロング・ドッグ・バイ」の打ち上げ。


イラスト・坂崎千春さん、装丁・守崎正さん、理論社・Kさん、編集・Mさん
と共にテーブルを囲む。
いろんな話題が飛び交い、笑いが絶えない。
楽しい宴、皆さん、ありがとうございました!


中でも、
台風の目(!?)は編集・Mさん。
予想外のトークを連打。


Mさんが、小学生時代、
お爺様から聞いた話。


岡山には、沿岸部で、
漁や工事の安全を願い、
砂浜に穴を掘り、
人を生き埋めにする、風習があるらしい。
いわゆる、人柱。
それも、竹だか藁だかを一本入れて、
空気穴を作っておき、
一週間くらいは生きていられるようにケアされている。
ジワジワ死に至らしめるわけだ。
しかも、この風習は、近年まで残っていたという。


この話に、興奮した小学生のMさん、
さっそく作文に書いて、クラスの担任の先生に提出。
数日後、
ご両親が学校に呼び出されたらしい。
そして、Mさん、こっぴどく怒られた。


スパイシーな文章を世に送り出す、
そうした編集者魂が幼い頃から、
早くも芽を出していた、凄いぞ、Mさん!


しかし、岡山出身の俺でさえ、
そんな風習、聞いたことない。
Mさんのお爺様、ど、どこで、知ったのだろう・・・激しく興味をかき立てる。


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「ロング・ドッグ・バイ」




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